2026年1月– date –
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パーキンソン病
パーキンソン病は何故姿勢が前屈みになる?
パーキンソン病(Parkinson’s disease:PD)でみられる「前屈み姿勢」は、単なる癖や筋力不足だけで説明できません。ドパミン神経の変性に伴う基底核‐皮質ネットワークの機能低下を背景に、固縮(rigidity)・動作緩慢(bradykinesia)・姿勢反射障害(pos... -
パーキンソン病
歩行の小刻み化はなぜ起きるのか
歩行の小刻み化は、「歩幅が狭く、足の運びがせわしない」歩行パターンを指します。臨床ではパーキンソン病のイメージが強い一方で、高次脳機能・感覚統合・姿勢制御・疼痛回避・加齢による安全戦略など、複数の要因が同じ見た目(小刻み)を作り得ます。... -
パーキンソン病
すくみ足が起こる仕組みと対策の考え方
すくみ足(Freezing of Gait:FOG)は、歩行が「したいのに出ない」「突然止まる」「足が床に貼り付いたように感じる」といった現象で、主にパーキンソン病や関連疾患で問題になります。臨床上の重要性は、症状そのものよりも“転倒”“外出回避”“活動量低下”... -
パーキンソン病
ジスキネジアを理解して上手に付き合う
パーキンソン病の経過の中で、「体が勝手に動いてしまう」「リラックスしているつもりなのに、いつの間にか体が揺れている」といった経験をされる方は少なくありません。これらの症状は、本人の意思とは無関係に起こるため、戸惑いや不安、時には恥ずかし... -
パーキンソン病
パーキンソン病での便秘がつらいときの原因と対策の方向性
パーキンソン病の便秘は、単なる「食物繊維不足」や「運動不足」だけでは説明しきれないことが多いです。病気そのものが自律神経や消化管の神経ネットワークに影響し、腸の動き(蠕動)や排便反射が弱くなることに加えて、活動量低下・姿勢変化・呼吸の浅... -
脳卒中
視床出血の急性期〜回復期リハ|端座位〜立位の5ステップと歩行介入の様子
【視床出血の急性期〜回復期リハ】 視床出血のリハビリは「麻痺があるから筋力を上げる」だけではうまくいかないことが多いです。理由はシンプルで、視床は感覚(深部感覚・足底感覚)や覚醒、注意の安定に深く関わるから。 つまり急性期は特に、“できるか... -
脳卒中
視床出血のリハビリ完全ガイド:急性期から回復期までの評価と介入
【リハビリ介入の要点(急性期・回復期)】 視床出血のリハビリでは、運動麻痺だけでなく 感覚障害・覚醒/注意の変動・高次脳機能障害 が訓練効率と安全性を大きく左右します。したがって「何ができるか」だけでなく、「なぜできないのか(感覚・覚醒・認... -
脳卒中
視床出血をわかりやすく:症状が多彩になる理由と重症度の見方
【視床出血とは ― 病態生理から理解する臨床の要点】 視床出血は、脳内出血の代表的病型の一つであり、運動麻痺だけでなく、感覚障害・意識障害・眼球運動障害・高次脳機能障害など多彩な症状を呈します。視床は感覚入力の中継点であると同時に、覚醒や注...
