2026年1月– date –
-
脳卒中
小脳出血・回復期リハの全技術|失調を“止める”から“制御する”へ導く評価と治療の視点
【1. 回復期における臨床推論の展開】 回復期では、血腫による直接破壊(一次損傷)を、残存した小脳組織や他の脳領域がいかに「代償(補完)」できるかが鍵となります。 急性期: 脳圧と全身状態の管理(守りの要素) 回復期: 内部モデル(予測制御)の... -
脳卒中
「小脳出血のリハビリ評価とリスク管理|新人PT・OTが臨床で見るべきポイントを解説」
【小脳出血の臨床評価:1〜5年目が押さえるべき「評価の解像度」】 小脳出血の患者さんを担当した際、「失調があるから重錘バンド」「ふらつくから歩行器」という短絡的な思考に陥っていませんか? 大事なのは、「その失調が、どの解剖学的・生理的メカニ... -
脳卒中
小脳出血の基礎知識|なぜ急変しやすいのか・症状の特徴・予後の見方を臨床目線で整理
【はじめに:なぜ小脳出血は“怖い”のか】 脳卒中リハビリの現場では、どうしても「片麻痺=被殻出血」というイメージが強くなりがちです。しかし、小脳出血は麻痺が目立たなくても、病態が急変しやすい“ハイリスクな出血”として理解しておく必要があります... -
脳卒中
被殻出血のリハビリテーション:病態から考える評価と介入の視点
― 病態生理に基づいた理解と臨床判断の要点 ― はじめに 被殻出血は高血圧性脳出血の中でも頻度が高く、運動麻痺・感覚障害・高次脳機能障害など、リハビリテーションに直結する後遺症を残しやすい病態です。一見すると「同じ被殻出血」であっても、出血量... -
脳卒中
被殻出血の急性期〜回復期リハ|急性期の離床5ステップと回復期の歩行介入
【被殻出血の急性期〜回復期リハ】 被殻出血(putaminal hemorrhage)は高血圧性脳出血の代表的部位のひとつで、内包(とくに後脚)に近接するため、急性期から対側の運動麻痺を呈しやすいのが特徴です。血腫そのもの(一次損傷)に加え、血腫拡大・脳浮腫... -
脳卒中
被殻出血の基礎知識:内包との関係、麻痺が強く出る理由、予後の見方
【被殻出血の理解 ― 発生機序・病態・重症度評価を整理する】 被殻出血(putaminal hemorrhage)は、高血圧性脳出血の代表的な出血部位のひとつで、内包(とくに後脚)に近接するため、急性期から対側の運動麻痺を呈しやすいのが特徴です。血腫そのもの(... -
脳卒中
左手に力が入らない…?もしかしたら脳卒中の前兆かもしれません
前ぶれもなく左手に力が入らなくなると、人はまず「疲れたかな」「寝違えたかな」と考えがちです。しかし、身体が発するサインの中には、重大な疾患の“警告”が紛れ込んでいることがあります。特に脳卒中は、発症の瞬間から一分一秒ごとに脳細胞がダメージ... -
整形外科
腱板損傷はどういう人がなりやすい?
腱板損傷は、肩関節の安定性と巧緻性を支える「棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋」からなる腱板が、加齢性変化・過負荷・姿勢不良など複数の因子によって損傷することで発症します。表面的には「肩が痛い」という症状だけに見えますが、その背景には筋骨... -
整形外科
腱板損傷はどういう人がなりやすい?
肩の腱板損傷は、急激な外傷だけでなく、長年の使い方や生活習慣、姿勢の崩れといった“日常の積み重ね”によって発生することが多い疾患です。腱板は肩関節の安定性を保つ非常に重要な組織であり、四六時中働いています。そのため、わずかな負荷でも長期間... -
整形外科
鵞足炎と半月板損傷の見分け方とは
膝の内側痛は、理学療法士・トレーナー・医師いずれの立場でも日常的に遭遇する訴えです。その中でも「鵞足炎」と「半月板損傷」は、痛みの部位が近接し、動作時痛も類似しやすいため、臨床で混同されやすい代表的な疾患です。しかし両者は、病態・組織特...
