2025年4月– date –
-
神経内科と脳神経外科の違いとは?脳卒中でどちらに行く?
脳卒中や神経系の不調を感じたとき、受診先として「神経内科」と「脳神経外科」のどちらを選ぶべきか迷う方は少なくありません。両者はともに脳や神経を専門とする診療科ですが、その治療アプローチ、対応疾患、介入のタイミングには本質的な違いがありま... -
言語聴覚士(ST)の仕事とは?失語症・嚥下への対応法
言語聴覚士(Speech-Language-Hearing Therapist:以下ST)は、医療・福祉・教育といった幅広い領域で活躍する専門職です。「話す・聞く・食べる」といった、人間らしい生活の根幹を支える機能に、アプローチするSTの役割は、身体機能の回復だけでなく、社... -
半側空間無視とは?リハビリの工夫と対処法
半側空間無視(Unilateral Spatial Neglect)は、脳卒中などの脳損傷により、空間の一側(特に左側)への注意や認識が著しく低下する障害です。視覚機能自体は保たれているにもかかわらず、対象に気づくことができないという特徴を持ち、本人がそのことに... -
タバコを吸うとパーキンソン病になりにくいって本当?
「タバコを吸う人はパーキンソン病になりにくいらしい」という話を耳にしたことはあるでしょうか?この一見矛盾するような説は、実際に複数の疫学研究で示されており、長年にわたり神経科学の分野で議論され続けてきました。喫煙が全身の健康に深刻な悪影... -
パーキンソン病と音楽療法について
パーキンソン病は中高年以降に多くみられる神経変性疾患であり、運動症状のみならず認知機能や感情面にも影響を及ぼします。標準的な治療である薬物療法やリハビリテーションに加え、近年では音楽という非薬理学的アプローチに注目が集まっています。音楽... -
アルツハイマー病とどう違う?認知症と混同しやすいパーキンソン病
高齢化が進む現代社会において、認知症は身近な疾患となりつつあります。しかし、「認知症=アルツハイマー病」という誤解がいまだに根強く存在しています。認知症はあくまで症候群(症状の集合体)であり、その原因となる疾患は複数存在します。その中で...
1